食事・口腔ケア研修
摂食・嚥下障害看護認定看護師 田中 智子
病院に多く入院される高齢患者さんは、病気や治療により嚥下機能が低下しやすく、誤嚥の危険性を予測した看護が必要になります。そのため、新人看護師技術研修では毎年食事援助に関する研修を行ってきました。今年は、食事援助に関する内容に加えて経管栄養、口腔ケアを追加して研修を行いました。
研修では、安全に食事をしてもらうために必要な観察やケアについて講義や演習、グループワークを通して学び、経管栄養や口腔ケアについては、実際の物品を使用しながら手技の体験をしました。
患者さんに必要な援助を考えるグループワークでは、それぞれの考えを出し合いながら、患者さんの生活の視点に立ったケアを考えることができていました。