安全な医療の提供を目指して ~新人看護師5か月研修での学び~
新人看護職員研修の課題の一つに、「安全に結びつく看護技術の習得」があります。当センター新人看護職員研修では、毎年、医療安全推進室リスクマネージャーの木原師長から、安全に医療を提供するための正しい知識や判断力、チーム医療に必要なコミュニケーション技術を学んでいます。今回は、薬剤師による麻薬の管理方法やヒヤリハット事例の分析、リスクマネージャーによる危険予知訓練が行われました。
研修に参加した新人看護師からは「危険予知トレーニングで危険がないか常に考え行動することで患者さんの安全が守れると理解できた」「SBARという確実に正確な情報が伝えられる方法を知り、今日から活かします」など満足度が高い意見が挙がりました。医師へ報告する機会も多くなってきたこの時期、知りたい知識が得られた研修でもありました。今回の学びから得られた“安全の視点”をさらに磨き、これからも安全な医療の推進を目指して頑張っていきましょう。
人材育成・採用担当主任 小川