プログラム
研修プログラムの特徴
目的
医師としての基本的姿勢(倫理性、社会性ならびに真理追求に関して)を有し、かつ4領域(生殖内分泌、周産期、婦人科腫瘍、ならびに女性のヘルスケア)に関する基本的知識・技能を有した医師(専門医)を育成する。そのための専門研修カリキュラムを示した。なお、専攻医が専門医として認定されるためには「専門医共通講習受講(医療安全、医療倫理、感染対策の3点に関しては必修)」、「産婦人科領域講習」、ならびに「学術業績・診療以外の活動実績」で計50単位必要なので、専攻医がプログラム履修中に50単位分 (論文掲載1編を含む)の活動ができるようプログラム統括責任者は十分に配慮する。
山口県立総合医療センター産婦人科専門研修プログラムの具体例
1)基幹施設→連携施設→基幹施設研修コース
産科人科専門医療人育成研修プログラムの概要(例1)
2)基幹施設→連携施設→連携施設研修コース
産科婦人科専門医療人育成研修プログラムの概要(例2)
3)連携施設→基幹施設→連携施設研修コース
産科婦人科専門医療人育成研修プログラムの概要(例3)
専門医取得後のプログラムの具体例
山口県立総合医療センター産婦人科専門研修プログラムでの専門医取得後には、subspecialty専門医取得を目指す「subspecialty領域専門医研修プログラム」や「大学院進学博士号取得コース」としてリサーチマインドの醸成および医学博士号取得を目指す研究活動(山口大学大学院)に進む道、さらに3年間の専門研修で培った知識・技能をもとにさらに産婦人科4領域の医療技術向上を目指す「生涯研修プログラム」などが用意されており、自身の産婦人科医としての将来像を模索する期間が待っている。
尚、subspecialty専門医取得を目指す臨床研修は、以下の専門医・認定医取得へつながるようなものとする。
- 日本周産期・新生児医学会 母体・胎児専門医
- 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
- 日本生殖医学会 生殖医療専門医
- 日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
- 日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医
- 日本超音波医学会 超音波専門医
- 日本内分泌学会 内分泌代謝科(産婦人科)専門医