リハビリテーション科

主な対象疾患

  • 骨折
  • 脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、硬膜下血腫等)
  • 人工関節全置換術後(股、膝)
  • 心疾患(虚血性心疾患、心不全、心臓外科手術後)
リハビリテーション科のリハビリ風景

四肢痙縮外来のお知らせ

開設日:毎週火曜日(13時~14時 完全紹介予約制)

痙縮とは

痙縮は「筋肉に痙攣が生じ、筋肉内圧の上昇により、筋肉内の血管が圧迫され、虚血状態になることで、痛みを生じる運動障害」で、脳血管障害、脳性麻痺、頭部外傷、無酸素脳症、脊髄損傷、多発性硬化症など、さまざまな疾患が原因となって発症します。その緊張を軽減する治療法としてボツリヌス療法があります。

ボツリヌス療法とは

過緊張が認められる筋にボツリヌス毒素製剤を施注します。ボツリヌス毒素製剤は神経筋接合部で神経終末に作用し、筋収縮が阻害され、筋の緊張を改善します。作用は局所的で、臨床効果はおおむね2~3日で現れ、3~4ヵ月間その効果は持続します。

ボツリヌス療法の効果

  • 手足の関節が動かしやすくなり、日常生活の動作が行いやすくなります
  • 関節が固まって動きにくくなったり、変形するのを防ぐ効果があります(拘縮予防)
  • 介護の負担が軽くなります
  • 痙縮による痛みが和らぎます

ボツリヌス療法の効果図

医療機関の皆様へ
  • 四肢痙縮でお悩みの患者さんがいらっしゃいましたら、下記にご相談ください。
  • 火曜日(13時~14時)完全紹介予約制です。
  • 痙縮以外の治療、投薬に関しましては、かかりつけ医で継続していただきます。

地域医療連携室 TEL:0835-22-5355