若手奨励賞を受賞(第123回日本内科学会中国地方会)
初期研修医の津永仁美医師が10月31日(土)にwebで開催された、第123回日本内科学会中国地方会で若手奨励賞を受賞しました。この賞は、日本内科学会中国支部が、JRA(Junior Resident Award:一般演題の筆頭演者として発表する初期研修医)とYIA(Young Investigator Award:初期研修を終了した40歳以下の筆頭演者)を対象に、優秀な症例発表を表彰するものです。津永医師は、研修1年目の8月に経験した「α1‐アンチトリプシン欠乏症に合併した肺動脈性肺高血圧症の1女性例」の演題で発表しました。発表内容や質疑応答の態度などが高く評価され、JRAを受賞しました。
研修医:津永仁美医師のコメント
大きな学会での発表が初めてだったので、戸惑うこともありましたが、貴重な経験をまとめることができました。患者さんにも協力していただき、患者さんあっての医療なんだということを改めて実感しました。
指導医:池田安宏医師のコメント
珍しい症例で、しかも治療法の選択に困る症例でした。治療法について津永先生自らが調べてくれて、患者さんも大変満足していらっしゃったのを覚えています。我々指導医も良い経験をさせていただきました。
今年の地方会は、このコロナ禍で初めてのWeb開催となりましたが、オンラインでの発表や質疑応答の対応も非常にスムーズでした。今回の経験を糧にこれからも頑張っていただきたいと思います。