主な部門のご案内
部門一覧
産科部門
一般的な産科外来に加え、県内の医療機関から、外来または救急車による緊急母体搬送等で紹介されてくるハイリスク妊婦さんを診察します。
入院施設は、高度医療施設とスタッフを備えた「母体・胎児集中治療室(MFICU)」6床、その後方病室18床があります。
分娩室は、陣痛・分娩・回復を通じて同一の部屋で出産できるLDR室(居室型分娩室)2室、帝王切開もできる分娩手術室1室があります。
助産師外来やマタニティクラス(妊婦教室)、母乳育児準備教室も行っています。
経産婦さんは院内助産院SUNでも出産できます。
新生児部門
ちょっと早く小さく生まれた赤ちゃんや、心臓やおなかなどに病気をもった赤ちゃんを治療します。当センター産科で生まれた赤ちゃんだけでなく、他の病院で生まれてから搬送されてくる赤ちゃんや、生まれる前に地域の産科から当センター産科へお母さんが転院してくる場合もあります。
入院施設は、高度医療設備とスタッフを備えた「新生児集中治療室(NICU)」12床、その後方病室(GCU)18床、退院のために練習する母児室があります。小さく早く生まれた赤ちゃんを対象に「親子の触れ合い」ができるようにカンガルーケアを行っています。また、面会ノートを活用し、日々の成長をお伝えしています。そのほかにもあかちゃんとの絆を深めるために様々な取り組みをしています。退院後はフォローアップ外来で経過を診させていただきます。
新生児外科部門
新生児外科は、生存が危ぶまれる病気を持って生まれた赤ちゃんを手術で治す科です。
8年前に当センターができて以来、約100人の赤ちゃんの治療を行ってきました。
主な病気は、消化器では腸閉鎖、鎖肛、腸捻転など、呼吸器では横隔膜ヘルニア、肺嚢胞、その他に水腎症、臍帯ヘルニア、卵巣嚢腫などです。これまで良好な成績を収めています。
病気が広い領域にわたるため専門的な知識と経験が必要です。当センターでは専門医が担当しておりますので、安心してご来院ください。
不妊治療部門
高度な医療技術と高い倫理観を持って、一般的な不妊治療に加え、人工授精、体外受精等、質の高い不妊治療を行います。
クリーンな環境の生殖治療室と生殖医療室を整備しています。
外来は、生殖医療科として、患者さんの気持ちに配慮して従来の産婦人科外来とは別の場所で行っています。生殖医療室と生殖治療室では受精から着床までの過程のお手伝いをしています。
遺伝部門
生まれつきの病気や体質(先天異常・染色体異常・先天性生態奇形など)の相談に応じます。
地域保健部門(母子保健室)
ハイリスク妊産婦、NICUを退院した赤ちゃんなどフォローアップの必要なお母さんや子どもを健康福祉センター、市町村などと連携をとりながら、在宅医療及び育児の両面から支援します。
女性のなやみ相談室(女性健康支援センター、不妊専門相談センター)
女性の健康に関する相談(月経不順、避妊や妊娠、DVなど)、不妊に関する相談(検査や治療への疑問・不安など)、更年期や思春期のからだの相談を電話とメールでお受けしています。面接による相談も可能ですが、電話予約が必要です。お気軽にご利用ください。
★思春期ほっとダイヤル
月経や性感染症など男女問わず、思春期のからだの相談に応じます。