概要
病院の特徴
本院は､瀬戸内海側､歴史豊かな防府市に所在する総合病院です｡救命救急センター･として､一次から三次まで年間約15,000人の救急患者を受け入れており､救急部経由の入院患者数は3,500人に及びます｡また､地域がん診療連携拠点病院として､あらゆる分野のがん治療を積極的に行っています｡総合周産期母子医療センター･では､県内のあらゆる地域から搬送されてきたハイリスク妊婦､ハイリスク新生児に対して高度な集中治療が行われています｡そのほか､基幹災害拠点病院､第一種感染症センター･として､大災害･SARS･新型インフルエンザ等を予測しての対応訓練も定期的に行っています｡
平成16年の初期臨床研修制度開始後､毎年10名前後の新卒の医師が本院で研修しています｡本院は､従来から自治医科大学卒業生の研修指定病院としてスーパーローテート方式の研修を30年以上行ってきており､研修終了後の医師の多くはそれぞれ県内各地で活躍しています｡ 救命救急センター･には､救急指導医･専門医が常駐しており､一次から三次救急まで年間約15,000人の救急患者を診療しています｡救急専門医によるマンツーマン指導により､救命救急の専門的知識を幅広く学ぶことが出来ます｡へき地医療支援部ではへき地･離島のエキスパートが県内各地域の病院･診療所と連携し､積極的に地域医療研修に取り組んでいます｡
本院は､初期診療･プライマリケアの習得にはうってつけの施設であると同時に､種々のセンター･拠点病院として専門的･高度な医療を学ぶことができます｡
院内データ
| 一般病床 | 感染症病床 | 合計 |
|---|---|---|
| 490床 | 14床 | 504床 |
平成27年度
| 1日平均入院患者数 | 417.1人 |
|---|---|
| 1日平均外来患者数 | 877.5人 |
| 年間救急患者数 | 14,512人 |
| 年間分娩取扱件数 | 684件 |
各部門ごとスタッフ医師数 平成27年10月1日現在
※レジデント､研修医を除く
| 部門 | 人数 | 部門 | 人数 |
|---|---|---|---|
| 内科 | 17 | 産婦人科 | 6 |
| 神経科 | 2 | 眼科 | 2 |
| 小児科 | 6 | 耳鼻咽喉科 | 2 |
| 小児外科 | 2 | リハビリテーション科 | 1 |
| 外科 | 9 | 放射線科 | 3 |
| 心臓血管外科 | 2 | 歯科口腔外科 | 2 |
| 整形外科 | 6 | 麻酔科 | 8 |
| 形成外科 | 4 | 救急部門 | 3 |
| 脳神経外科 | 5 | へき地治療支援部 | 4 |
| 皮膚科 | 1 | 病理診断科 | 1 |
| 泌尿器科 | 3 |