感染症センター

山口県立総合医療センターは県内唯一の第一種感染症指定医療機関です。

感染症は感染力の強さや罹患した場合の重篤性などに基づき、危険性が高い順に1類から5類に分類されます。第一種感染症指定医療機関は全国に 56ヶ所あり、そのうち 105 床が、エボラ出血熱などの危険性が極めて高い1類感染症に対応した陰圧管理の病室となっています。当センターにも陰圧個室が2床あり、そのほかに2類感染症に対応した 12 床と合わせて全 14 床を備えています。新興感染症の発生時等には、山口県等の要請を受けて感染症患者を受け入れる体制を有しています。

患者発生時に迅速に対応できるように、関係する行政当局とも連携して、年 1 回の想定訓練を行っています。訓練には医療部門だけでなく事務部門も参加し、病院を挙げて対応する体制をとっています。