公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学と連携に関する協定を締結しました
令和4年10月5日(水)に、薬学の人材育成について連携し、地域医療の発展に寄与することを目的に、県内で初めて薬学部を創設された山口東京理科大学と連携協定を締結しました。
病院薬剤師の確保が困難となる中、当センターと大学がお互いの強みを活かしながら、ともに地域医療の最前線で活躍できる優れた薬剤師を育成し、県内定着を図ることで、本県医療の発展に貢献したいとの強い思いが、このような形で実を結んだことを大変嬉しく思います。
同日、山口東京理科大学で開催しました締結式では、行政関係者など約30名の御参加をいただき、当センターの代表として、「山口東京理科大学で、研鑽を積まれた優秀な学生の皆さんに、是非とも当センターへおいでいただき、県民の健康と生命を守るため、満足度の高い上質な医療の提供を目指して、ともに働ける日が来ることを心待ちにしています。」と挨拶しました。
山口東京理科大学の池北雅彦理事長からは、「このたびの県総合医療センターと連携協定を締結できますことは、本大学にとっても大変ありがたく、これを機に、共同して薬学生の臨床研修や、工学部も含めた共同研究の推進、さらには、薬学生が貴センターや県内の病院・薬局への就職を促進させるなど、さまざまな連携体制の強化につなげたいと考えております。」との心強い御挨拶をいただきました。
また、式においては、協定書への署名や地域医療振興のための寄附の贈呈を行い、さらには、立会人として御参加いただきました山陽小野田市の藤田剛二市長、県健康福祉部の弘田隆彦部長から心温まる御祝辞をいただくなど、当協定が効果的なものとなるよう決意を新たにしたところです。
今後、当協定に基づいて、当センターでの業務体験を内容とする臨床研修の実施などを予定しています。山口東京理科大学としっかりと対話を重ねながら、生命科学を志す学生のみなさんのニーズも取り込んだより実効性の高い取組を行っていく所存です。
山口県立総合医療センター 院長 武藤 正彦
締結式の状況
協定書への署名
協定書の披露
目録(寄附金)の贈呈
感謝状の受領
左から藤田市長、望月学長、池北理事長、武藤院長、弘田部長、岡理事長