小児科
医師紹介
長谷川 真成 はせがわ まさなり |
院長補佐 診療部長 / 平成9年卒 |
アレルギー / 免疫 |
資格
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メッセージ
小児アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、じんま疹 など)への対応
近年、アレルギー疾患は増多の一途をたどっています。小児においてもその傾向はかわりません。アレルギー疾患は、アレルギーマーチ(馬場實先生提唱)の流れで病気が発症する時期が異なってきます。つまり、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーから始まり、その後気管支喘息、アレルギー性鼻炎/結膜炎を発症してくることが多いと言われています。しかし、小児期のアレルギーは治ることも期待できるため、出来るだけ早く適切な治療を受けることが重要です。
食物アレルギーについては、疑われる食物をすべて除去するのではなく、「必要最小限の除去」を柱として、問診、血液検査や経口食物負荷試験を行い、正しい診断を行うことを優先しています。また、小児アレルギーエデュケーター栄養士とともに栄養指導も合わせて行っています。
アトピー性皮膚炎については、小児アレルギーエデュケーター看護師と連携し、スキンケア・軟膏療法の直接指導を行い、定期的に経過を観察しつつ治療に当たっています。
気管支喘息に関しては、喘息日誌や呼吸機能検査を活用して、発作での入院ゼロを目指して治療を行っています。