放射線科
医師紹介
三浦 剛史 みうら ごうじ |
診療部長 / 昭和58年卒 |
画像診断 |
資格
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メッセージ
画像診断医として心がけること
医療において診断はとても重要な要素です。病気を治すことを目的とする以上、標的とする病気が何なのか、どういう状態であるのかを正しく判断する必要があるからです。何もわからなくても治りさえすればいい、という考えもできますが、それでは再現性がありませんし、将来的な進歩も望めません。科学的でないとさえ言えます。
診断をするための方法はいくつかあります。問診、触診、聴診、血液検査、内視鏡検査、生理検査、病理検査などなどです。レントゲン写真やCT、MRIなどに代表される画像診断もそのうちの一つです。
画像診断の多くは担当医師の依頼によって、放射線部と呼ばれる中央部門で実施されます。そして、画像診断医は実施された検査に診断レポートを付けることを業務としています。実際の診療で忙しい担当医師のサポートをしている、という立場です。
当院にはマルチスライスCTや高磁場MRIなどの最先端機器が導入されており、かなり恵まれた環境にあるといってよいかと思います。提供される高度な医療画像を注意深く観察し、より良い医療を提供するお役に立ちたい、との思いを忘れずに、今後も精進していきたいと思います。