遺伝診療科
医師紹介
讃井 裕美 さない ひろみ |
部長 / 平成7年卒 |
産科婦人科全般 / 内視鏡下手術 |
資格
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メッセージ
女性が女性らしくあるために必要なホルモンを作っている卵巣は親指大の小さな白い臓器です。この中に次の世代を生み出すための卵が眠っており、女性らしい体型や肌、骨を守るホルモンが作られているなんて不思議ですね。
女性の体にある卵は胎生12週の時に最大の数になり、その後どんどん減っていきます。女性のライフスタイルが変化して、平均の初産年齢が30代になった現在、いかに妊娠できる卵巣を維持するかを考えることが必要になってきています。遺伝的に女性の癌を発症しやすい体質がある方については出産を終えたら予防的な卵巣の摘出なども行う施設が増えています。一時、害があるとして控えられていた閉経後の女性ホルモン補充もまた見直されています。卵巣と女性ホルモンは女性の一生を考える上でとても大切なものです。
面倒だけど来ないと心配になる月経のこと、性感染症、更年期のこと、子宮癌や卵巣癌、遺伝性の癌のこと、尿失禁や子宮脱、女性の病気一般のご相談、承ります。気軽に受診してください。