へき地医療支援部(へき地医療支援センター)
医師紹介
原田 昌範 はらだ まさのり |
診療部長 / 平成12年卒 |
プライマリ・ケア / 家庭医療 / 内科 |
資格
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メッセージ
皆さんのふるさと、そしてルーツはどちらですか?山口県の面積の約6割がいわゆる医師不足地域「へき地」で、現在約20万人の方が暮らしています。私自身のルーツはへき地です。自治医科大学を卒業し、へき地勤務を経験しました。患者さんの生活や生きがい、その家族、そして患者さんが暮らす地域に深く関われることは、へき地医療の魅力のひとつだと思います。しかし、山口県では医師の偏在や若手医師の減少により、へき地医療の現状は厳しい状況が続いています。へき地に暮らす皆さんが、住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、「医療」は重要なライフラインのひとつです。
私自身、へき地勤務時代に当院から様々なサポートを受け、安心して地域医療に取り組むことができ、「支援」の重要性を実感しました。現在は、支援する側として、①へき地診療支援、②仕組みづくり、③次世代の育成に取り組んでいます。ふるさとの医療を守るため、「医療の谷間に灯をともす」を合言葉に、同志を募り、県立病院の重要なミッションのひとつである「へき地医療支援」をこれからも充実させて行きたいと思います。