超音波センター
2021年6月1日 超音波センター開設
当院の超音波センターは、質の高い画像診断による良質な医療の提供、超音波診断装置の機器管理の一元化、超音波検査における人材育成を主な目的として2021年6月1日から運用をスタートさせました。6つの分野(心臓、血管、腹部、乳腺、甲状腺、産婦人科)について、それぞれ専門科の医師と検査技師が低侵襲的な検査を行っており、腹部、乳腺、甲状腺については、超音波を用いた生検による病理診断も行っています。
この度のセンター化により、これまでは6室であった超音波検査室を8室に拡大し、感染管理も徹底できるよう個室化しました。そして、最新の超音波診断装置を導入し、高度な画像診断を行うことで早期に適切な治療に結び付けることが可能となりました。
また、これまでは各診療科・病棟ごとに管理していた超音波診断装置の機器整備と管理を超音波センターが行うことによって、必要とする医療現場が有効に利用することが可能となります。最新のハードと適切なソフトの導入により、若手医師及び臨床検査技師の育成の促進が期待でき、救急外来をはじめとする臨床の場での診療能力の向上を目指していきたいと考えております。
多くの診療科で連携し超音波センターを運用していくことにより、地域の先生方のニーズに合わせた診断が可能となりました。お困りの症例がございましたら、地域医療連携室へご紹介ください。
超音波センター長
(循環器内科部長)
奥田 真一