形成外科

形成外科は主に体表面の形態と機能の回復を目標とする分野です。

当院形成外科は開設されてから47年と非常に歴史が長く、スタッフも2000年前後までは2人体制でしたが、徐々に増え現在は常勤4名で治療にあたっています。カンファランスを行い、スタッフ皆で意見を出し合い治療法を検討しています。外来患者さんは一日平均30〜50名、入院患者さんは15名〜20名おられます。手術は年間、全身麻酔、局所麻酔併せて約1000件を行っています。

  • 外傷救急患者さん、熱傷患者さんについては救急部、ICUと連携し、初期治療から専門的な処置まで継続して行っております。
  • 手外科センターについて
    整形外科、形成外科、リハビリテーション科と連携し、各科の得意分野を生かし手の外科治療を行っています。形成外科は外傷の他マイクロサージャリーの技術を用いた組織移植や、手足指の先天異常に対する手術を行っています。
  • 乳腺外科と連携し、乳癌術後の再建に取り組んでいます。乳癌の再建には自家組織を用いた手術とインプラントを用いる方法があります。当院では2018年時点で二次再建について実施施設認定を受けています。